去る11月23日崇興寺の報恩講が無事勤まりました!
報恩講は浄土真宗寺院におけるもっとも大切な法要で、崇興寺では毎年11月23日に勤めています。
報恩講についてはまいてら新聞さんが紹介して下さっているので、そちらのリンクを貼っておきますね♪➡報恩講って何??

崇興寺の報恩講では読経と法話と精進料理を楽しんで頂けます。崇興寺ではお昼のお斎として、門信徒有志の方による手作り精進料理を提供しています。福山市内では手作りの精進料理を提供するお寺はだいぶ少なくなってきたと聞きます。うちでは数はだいぶ少なくなってきましたが未だに全て手作りで一品ずつ食器を使って提供してます。これがほんと美味しくて、特にプルプルモチモチな胡麻豆腐なんて絶品ですよ!ほんとは販売したいぐらい(笑)この精進料理も何とか続けていけたらいいなと思っていますが、いつまでできるだろうかと毎年ヒヤヒヤしています。お手伝いさんが居てくれないとできないことですからね、、本当に有難いです。





今年の法話講師は福山市蔵王町慶満寺ご住職の松井一昭師。私が尊敬する地元の大先輩です。松井先輩はいわゆる布教使ではありません。浄土真宗本願寺派には本願寺派布教使という資格制度があって、このような法要には有資格者が登壇するのが当たりまえなのですが、この度は私が以前から先輩の法話を聞きたいと思っていたので、お声かけさせてもらいました。
松井先輩について私が紹介できるような立場ではありませんが、私はこんなに腰の低いお坊さんを他には知りません。相手や場所を選ばず誰にでも丁寧に対応されますし、どこにいっても早くから会場入りして一番の下座に座っておられます。一番若い私より下座にいるので本当に迷惑です(笑)
そして、いつもパワフルに色々な行事をお寺で開催しておられ、小さな子どもからご老人までたくさん慶満寺に集まっています。私もそんな松井先輩の姿を追いながら頑張っているつもりですが、まったく及びません。
そんな松井先輩のご法話の内容は、松井先輩ご自身が仏法に出遇ってこんなに変えられてきたというお話でした。話の要所要所で涙ぐみながら仏法の尊さをお伝えくださいました。本当にありがたい時間でした。御門徒さんからも「素晴らしいお話だった」「聞けて良かった」と大絶賛でした。通常の布教使が話す定番の法話とは全然違うスタイルの話でした。でもそれが凄く良かったです。松井先輩の等身大の領解を聞かせて貰えて凄く良かったです。また呼びたいと思っています。お寺も近いしいいよね!笑

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