崇興寺では毎年8月13日の夜19時半からお盆の法要「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を行っています。
盂蘭盆会ではこの一年間で初盆を迎えられる方の合同法要も兼ねています。
盂蘭盆会では仏説阿弥陀経を皆様でご一緒にお勤めし、その後法話をお聴聞して頂きます。今年の法話は外部講師ではなく私がお話させて頂きました。
「人の命はいつ終わりを迎えるか分かりません。だから今を精一杯生きていこう…という話は世間でいっぱいあるけども、お寺で聞く話は少し違います。いつ無くなるか分からない命であるから、死んだらどうなるのかという話を聞いておかなくてはいけないのではないでしょうか。死を聞くことがそのままに生を聞いていくことになります。この話を聞く場所の一つがお寺です。」
今年の法話はこんな話からはじめました。
浄土真宗の中興の祖といわれる蓮如上人のお言葉に「仏法は聴聞に極まる」という言葉があります。仏様の教えを聞くこと、聴聞することがとても大切であるというお示しです。崇興寺は毎月法話を聞くことのできる法座を行っております。次回の法話は9月9日13時半の定例法座のご縁になります。讃嘆舎より2名の御講師を招いておりますので、是非お参りください!
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