崇興寺の定例法座では、毎月9日(8・11月を除く)に他寺院様より本願寺派布教使の資格を有する御講師をお招きして法話を聴聞しています。
今月の御講師は金江町大東坊の那須智雄師でした。
那須智雄師は私の4歳年上の先輩で、お寺に帰ってきたのは私と同じ10年前でした。その当時はよく二人で飲みに行ったりして、とても可愛がってもらった先輩です。とても優しくて面白くて、それでいてイケメンです!布教師の資格を取られてからは、全国で活躍される布教使となられて、私にとっては最も気を許すことができる有難い布教使さんでもあります。
何度も那須先輩のお話は聞かせて頂いておりますが、今回のお話もたいへん聞きやすく、有難く、ユーモアあふれるご法話でした。
那須師ご自身がどのように仏教の教えに出遇われたのか、というお話から、縁起の話、そして仏となって私の元に還ってくる還相回向のお話まで、ご自身のお言葉でご自身の経験を絡めながら話されるので、聞いている皆様も大きく頷きながら、有難く聞かせていただいたように思います。
法話は「仏法の話」ですが、お経典の解説ではありません。解説をするのであればそれは勉強会ですね。法話会は、お経典に説かれるお釈迦様の教えを布教使さんが自身を通してお伝えしてくださる場です。とてもわかり易くお話してくださりますから是非お越しいただければ幸いです。私は毎月の法話会が浄土真宗寺院の一番大切な行事だと思っています。いわゆる勧誘的なことも全くありませんし、参加費は無料ですから、お得ですよ(笑)
今月は花まつりも兼ねて…
4月8日はお釈迦様の誕生日「花まつり」ということで、今月の定例法座には「花御堂」を用意しました。花御堂の中には、誕生仏(お釈迦様のお生まれになられたときのお姿)が安置してあります。この誕生仏に甘茶(香水)をかける灌仏という行為を行うのが花まつりのメイン行事です。
お参りくださった方々はお焼香と共にお釈迦様のお姿に甘茶をかけて手を合わせてくださいました。
法座が終わった後には子どもたちも灌仏をしました。ちゃんと手を合わせて「おちゃかちゃま、かわいいね」って言ってました(笑)
お寺の子どもですから、しっかりと仏事に参加して仏様の教えに遇って欲しいなといつも思っています。今のところ反抗することなくやってくれるのでいいのですが、いつ反抗されるかとヒヤヒヤしています…。
ちなみに・・・
この花御堂は妻が飾り付けをしてくれました。私はこういうセンスがないですから、こういうのは妻に任せています。
寺院内のお花も基本全て妻が生けています。
いつもいつも感謝しています!
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