ぎゃふん。
去る1月27~28日まで福間布教合宿に参加してきました!
本当は合宿は26日からでしたが、26日には前回更新した青年布教使研修会があったので、2日目からの参加です。
メリシャカHPよりhttp://merry-shaka.com/?eid=734
福間布教合宿は、布教使の大先輩である福間義朝先生(上の写真)の前で自分の法話を披露して、その場にいる合宿生また福間先生に講評をしてもらうことを1人1時間のかけて行い、それを3日間永遠繰り返すという鬼の法話研鑽合宿なんです。福間先生は通称「宇宙人」と言われいる年齢不詳の布教使さんで、全国に福間先生を師と慕う布教使がおられます。私が言うのもおこがましいですが、先生の法話はウェットに富んでいて、手数が多くて、笑いも涙も…とにかく他には真似できない法話だと思います。すんごいです。第一線で活躍しておられる布教使です。
この合宿は、年に3回白竜湖リゾートを会場に行われています。周りにはなーんもないこの環境がいいんです。福間先生は東京でも同様の布教合宿を行っているようですね。この白竜湖リゾートには西日本を中心に布教を志す全国からお坊さんが集まって共に研鑽を行っています。
布教合宿はこんな感じで、朝9時から夕方6時まで、白竜湖リゾートの大きめの部屋に缶詰になって行います。お坊さんばっかり集まっているんで結構異様な雰囲気なんじゃけども、雰囲気は悪くないです。やっぱり福間先生の雰囲気がそのまま合宿に反映されていると思います。みんな真剣に法話して、真剣に講評を行いますが、笑いも多くてとても楽しい学びの時間です。畳なんで足が痺れますし、正座をやめても腰が痛くなってきます。そこだけが難点かなw
みんなが机の上に開いているのは「浄土真宗聖典(注釈版)」というもので、浄土真宗本願寺派が聖教と定めるお書物が載っている本です。浄土三部経や親鸞聖人のお書物、そ御歴代の門主様や聖徳太子の十七条憲法まで載っています。いわゆる浄土真宗版のバイブルみたいなものですね。写真に写ってるのは私のもので、各々あんな感じで書き込みをしています。※連如上人のお言葉に「お聖教は読み破れ」と言われます。お聖教がきれいな人はそれだけ勉強ができていないって証で、あんまり人には見せたくないものでもありますw
なんでこんなものを開いているかというと、法話というのは自分の思ったことを話すのではなくて、この聖典に載っている御文をお取次ぎするものだからです。だから法話の前に「○○ページの○○を話します」ということを示してから法話が始まります。これがないと正直法話にはならないんですね。法話っていうのは仏法の話ですからね。「私は○○だと思います」って話はそれは私の話であって法話とは言えず、私たちの業界では感話といいます。※たまに閑話だという言われることもありますが、それは悲しい…(笑)
福間合宿は泊まり込みで缶詰になりますから、夜はこんな感じでみんなで語り合います。やっぱりお坊さんが集まっているので、仏教やお寺の話がほとんどで、ここだからこそ話せることとか、互いの悩みやなんかを朝方まで語っていることもあります。私は結構すぐ眠たくなってしまうので、今回は夜中2時頃には部屋に帰りました。それでも遅いかな・・・
私が始めて参加したのは3年前で、その時には知らない人ばかりでなかなか馴染めなかったのですが、今ではこの布教合宿でお坊さんに会えるのが楽しみになっています。元々法話を聞かせてもらうことが好きなので、仕事半分趣味半分みたいな感じで来させて頂いております。
ちなみに今回私は「浄土真宗的オカルトマニア」という法話をしました。超能力ってあるんじゃね?っていう話で、浄土真宗の側からオカルトを語るとこんな風に楽しめるじゃないか!って話を20分してきました。なんだそれって話なんですけども、自分的にはハマってて有難い話です。またどこかで披露できたらいいなと思っています。(笑)
一番右に私が居ますが…太りすぎじゃね!?!!
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