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除夜の鐘&キャンドルヨガ

昨年の大みそかの大行事「除夜の鐘」の様子をお伝えします(‘ω’)ノ

 

 

大晦日にはここ3年ほどヨガスタジオraviの内村さんが企画するカウントダウンキャンドルヨガを開催しています。夜21時から本堂でヨガを行って、そのまま23時から除夜会が始まります。キャンドルで彩られた本堂内はとても幻想的でお浄土のような美しさですね。ヨガに参加されたヨガ―達もそのまま除夜会に参加されるので、初めてお経のご縁に会われる方も多いかなと思います。

ヨガスタジオraviのHPはこちら

 

 

23時から本堂でお経を読んで、その後私が少しお話をしました。※その写真はありません。カメラマンが私なので…。

その後23時45分頃から境内に出て鐘を突きます。本堂内には40名ほどの方がお参りしておられたのですが、驚いたのは本堂を出て鐘楼へ行くと、そこにすでに数十人の方が集まっておられたことです。今までそのようなことはありませんでした。SNS等での宣伝効果でしょうか。御門徒以外の若い方がとても多かったように思います。とても嬉しいことでした。

 

 

お参りくださった方には、甘酒、お酒、コーヒー、ホットカルピス、妻の手作りぜんざいをお振舞させて頂きました。お寺をご縁に心新たに新年をお迎えくださればと心より接待させて頂きました。

 

当日のスライドショーを作りました↓

 

 

てか、昨年の年の瀬は除夜の鐘の騒音問題が良く報道されていましたね。鐘の音がうるさいって訴えに裁判沙汰までなったとような報道も目にしました。夜中を避けて、昼や夕方に鐘を突くようなお寺もあるようです。私も数年前から業界では耳にしていましたね。

しかしまぁ大多数が除夜の鐘には好意的であるようで、鐘の音を煩いっていう人にたいして「おかしい」「非寛容で悲しい」みたいな雰囲気がなんとなくあります。私も少し考えてみて思ったことは「鐘の音が煩いんじゃなくて、煩いと思う人がいるんじゃないか」です。何が言いたいのかって感じですが、たぶん煩いって思う人ってほとんどがお寺の近くに住んでる人なんですよね。自分の生活圏で聞きたくないのに音が聞こえてくる状況じゃないと、煩いとは思わないでしょう。(だから大多数は煩いとは思わないっていうこともあるのでしょうけども)で、近くに住んでる人ってそのお寺の普段の姿を知ってる人達なんですよね。住職やその家族、お寺がどんなことをやってるのか、それ他多くの事を知った上で、お寺の鐘が煩いと感じているんじゃないかと。

 

同じ事を言われても、誰に言われるかで全然違いますよね。それと一緒で鐘が煩いと感じるのって、鐘が煩いというよりも『あのお寺の鐘が煩い』ってことじゃないかなぁって。まぁ違うかも知れませんが、そういわれないように日々努力していかないといけないなぁと改めて思いました。

 

除夜の鐘はいいイベントですよ!

今年もやりたいです。
…ほんとは眠いんだけど。(笑)

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ABOUT US
住職 枝廣慶樹
龍谷大学文学部仏教学科卒業。本願寺派布教使。お坊さんYouTuber 広島県福山市にある浄土真宗本願寺派明石山崇興寺の十三世住職。二十七歳で結婚し現在2児の父。崇興寺が地域に愛されるお寺となれるよう日々精進しています。趣味はバンド活動と一眼カメラ。バンドではギターコーラスを担当。一眼カメラで撮った写真をInstagramにアップしてます。