今月は広島市内から2名の御講師
崇興寺の定例法座では、毎月他寺院様より本願寺派布教使の資格を有する御講師をお招きして法話を聴聞しています。今月は安芸教区を中心に布教を志す若手僧侶の勉強会である「讃嘆舎」より2名の御講師をお招きしました。
※浄土真宗本願派の区分けでは、広島県西部は「安芸教区」東部は「備後教区」と分けられています。
一席目は安芸教区広陵東組西應寺の平慈敬師
平慈敬師は私の年上ではありますが、共に布教使の資格を頂く合宿を共にした布教使として同期の仲間です。
私とは違って落ち着いたスタイルのお説教で、一言一言丁寧にお話してくださいます。
私はドアババーっと話してしまうので(笑)
崇興寺に来ていただくのは2回目となりますが、平師そのままのスタイルで更に磨きがかかっていたように思います。
今回のお話は、親鸞聖人の師匠である法然上人のお言葉から、「善悪とは、私の都合によって変わるのではないだろうか」という視点から、仏様のお心をお取次ぎして下さいました。
30分ほど御法話を聞かせてして頂き
休憩を取りました。
休憩中にはお茶とお菓子をお配りします。
配るのは私の息子の仕事です。最近このマント姿にハマっているようです。
ちなみに9月7日で4歳になりました。「誕生日おめでとう」と伝えると「どういたしまして」と答えてくれました。よくわかりませんが、私も真似をしてみようと思いました(笑)
休憩中はお聴聞にこられた皆さん楽しく談笑して過ごされました。
二席目は安芸教区広陵西組西念寺の宮武大悟師
宮武師はいつも個性的な髪型です。ちょっと写真の表情が強面になってしまいましたが、決して怖い人ではありません。(笑)現在、安芸教区若手僧侶の会春秋会の会長を受けておられ、広島の若手真宗僧侶のリーダー的な存在のお坊さんです。
いつも大きな声ではっきりとお話してくださるので、とても聞きやすいです。
今回のお話は「『今』を知るというのはどういうことなのか?」という視点から、人生そのものの問いを話してくださいました。お話自体は少し難しい内容だと思いますが、とても分かり易い譬えと、楽しくなるテンポで法話が進んでいくので、とても楽しくお聴聞させて頂きました。
30分の法話時間があっという間に過ぎて、気がついたら終わっていました。もっと聞きたかったなぁというのが本心ですね。
いつもは1名の布教使に法話をしてもらうのですが、今月は1回で2度美味しい有難い法縁となりました。
お参りくださった方も楽しんでくださったと思います。
讃嘆舎の法座終了後には、御講師部屋にて各々の講評を行います。
お互いがお互いの法話を講評し合って切磋琢磨します。私も副住職も讃嘆舎の会員なので、今回は4人で講評しました。この場では先輩後輩関係なく思ったことを言い合います。ただ指摘をするというよりは、思ったことを素直に言いあうって感じですね。法話に対して誰かに率直な感想を言ってもらうという機会は貴重なので、讃嘆舎の活動はとても素晴らしいと思います。
御講師部屋で記念写真♪
二人ともめちゃ固いww
崇興寺の定例法座は誰でもお越し頂ける法話会です。
是非、気兼ねなくお堂にお上りください。
【日時】毎月9日 昼13:30~15:30 夜19:30~20:00
【持ち物】念珠
【服装】特に問いません
【参 加 費】無料
【予約】不要
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